2011/04/26

2011/4/22-25

宮城県気仙沼市南郷にボランティアに行ってきました。

4/22(金)
7時頃起床。当日の昼食を購入し、8時半頃新宿に集合する。参加者は100人ちょっと。
割とこの時点では意識が高かったので、班に女子が少ないとかぶつくさ言っている企画者側の人に若干引いたりしつつ出発を待つ。
到着までに同じ班の人2名とそれなりに話す。
食事は非常食とのことで、どれくらいの量があるのか分からなかったので、サービスエリアでバナナを買っておいてみた。15本300円と、まあまあの値段だった。とりあえず2本食べる。
東北に向かう途中、自衛隊の車両を幾度か見かけた。かっこいいですね。
東北自動車道を通りながら、確かにでこぼこはしていたが、走れないほどではないということが若干予想と違うと感じた。まあもっと崩壊していたとしたら行きようがないのだけど。
当たり前のことですが、東北全てが崩壊したわけではないのですね。
高速を降りた後の道がぐらついているのは元からだったかもしれないし。
80㎞/h制限が関係あったのか、宿泊地に着いたのは17時頃でした。
気仙沼まで車で1時間ぐらいにある、岩手県南部の黄金山キャンプ場に泊まります。
テントに荷物を運びしばし待機。
この時点ではあまり寒くもなかったです。
ここで、懐中電灯の電池が切れるというアクシデントが発生。仕方ないので諦める。
夕食はカレーとわかめスープでした。おかわり出来るくらいの量はあったので、結果的にバナナは不要だったと言えなくもないですね。
夕食後にミーティングがあり、オーパレーレーという儀式めいたものに付き合わされる。別にこういうの仲間内でやるのは嫌いじゃないですけどね・・・。
なんと動画があった。

その後なぜか懇親会があるとかいう話があり、その分の荷物減らせば色々持ってこれたんじゃないの? と思わなくもなかった。
普通に寝ようかと思ったら、同じ班の先輩に連れだされたので一応参加した。ちなみにこの辺りであだ名が「東大」になってた。
様々な先入観や偏見に満ちた質問をたくさんいただき、対応がめんどくさくなったので、程々で脱出して寝た。

4/23(土)
6時10分起床。
朝食はカレーとサンマ缶だった。
この日から作業が始まります。
朝食後、バスで移動し、現場近くの小学校の体育館をベースとする。
体操してから歩いて現場へ向かう。天候は小雨。
この日訪れたお宅は、家は原型をとどめているが、1階の内装が壊滅している状況だった。
僕含め数名が担当した部屋は、滅茶苦茶な有様で家具が残されており、まずは窓を壊してそれらを外に運び出した。
以降はヘドロを掻いては土嚢に詰める作業の繰り返しだった。泥で濡れたカーペットが非常に強敵であった。
全てを捨ててしまえるのならまだ楽だったのだろうけど、貴重品や思い出の品などもある部屋だった分、作業に手間がかかった。
家の中で魚を捕るという珍しい経験をした。非常に臭いです。
他の部屋では100匹単位で魚が捕れたらしい。
別の家で出たという猫の死骸よりはましかも知れませんが。
その日は床板を剥がす直前の段階まで進んだ。
どうでもいい話ですが、トンボのような形のスコップでヘドロを掻く動作が槍を振る動作に似ていてやや楽しかった。
この日は休憩の時に勝手に昼食のカップ麺を作ろうとしていたら、団体行動をしろとリーダーに叱られた。
そして班の人に慰められたりしたが、気にしてるように見えたのだろうか。
キャンプに戻る道すがら、後ろからそのリーダーが津波が来るから早くしろ、とか、どのバスでもいいからさっさと乗れとか、たいそうな剣幕だったが、どうも後に聞いたところによると津波は誤報だったらしく、何だかなあって感じでした。(控えめな表現)
この日どうも明日風呂に入れるらしいという事が判明し、それも少しびっくりであった。
夕食までの時間は適当に近くに座ってた人と話して過ごす。
実家の近所に住んでいる人がいて、小学校時代の先生の息子らしく非常に驚いた。まさかの出会いである。
夕食は豚キムチ丼とコンソメスープだった。
この日もミーティングがあったが、懇親会の代わりに班ごとでミーティングになっていて、うちの班は酒を取りそびれたためノンアルコールとなり僕は歓喜した。
野菜ジュースを飲んでたらテンションが上がったので、前日にどうでもいいことばかり聞いてきた人とちゃんと真面目な話をしたりし、やはり程々で寝た。
その頃はもう大雨だったが、なんとかテントまで戻った。

4/24(日)
6時10分起床。本当に晴れて良かった。
夜中は寒さと雨の音で何度か目が覚めた。
朝食は雑炊とサバカレー缶。サバカレー缶は美味しい。
前日同様ベースに移動したが、この日の作業は別のお宅を担当することとなった。
前日と比べると、被害状況は軽く、家具もある程度既に整理されていたため、運び出しがバケツリレーでスムーズに終わり、床板の下のヘドロを掻く作業がメインとなった。
この日は非常に暖かく、半袖のTシャツの上に作業服だけでも汗をかくほどであった。
作った土嚢を背負い投げの要領でぽんぽん放るのが楽しかった。
1日だいたいそんな感じで終わった。
一旦テントに戻ってからすぐに再集合して風呂に行くことになった。
風呂屋にあったエンゼルバンク(三田紀房)という漫画をちょっと読んだら結構面白かった。
ドラゴン桜は全巻読んだので、ひょっとしたらそのうち続きを読むかもしれない。
この日の夕食は親子丼と何かしらのスープだった。
作業最終日だったこともあり、ミーティングからなし崩し的に懇親会となった。
酒は飲まずに済ましました。
代表の話によると、沿岸部の方は僕らが担当した現場以上に壊滅していたらしい。その辺は立ち入り禁止だし、ボランティアに出来ることもないから、行きたいと思ってもしょうがないのだけど。
流れ上腕相撲などしたのですが、意外に負けませんでした。まあ勝ちもしなかったんですが、僕を負かせられなかったことで相手が悔しがっていたので何となく勝ったような気分になりました。
あと合気道の説明は相変わらず面倒。普通の人は関節が固すぎて下手にいじれないし。
この日は周りの学生との話の合わなさは何なんだろうか、とかも考えました。
おそらく僕がもっと話を合わせるべきなんでしょうけど、あんまり盛り上がって話すのは好きじゃないんですよね。
僕は落ち着いてるつもりなんですが、暗い人間だと思われているのでしょう。実に正しい認識ですが。
この日はやたら星が綺麗でした。

4/25(月)
6時10分起床。
夜は非常に寒かった。
朝食は雑炊みたいな物だった。
テントを畳んで、片付けをして、東京へ向かう。
寝たり、ぼーっとしたりしながらバスに揺られる。
19時頃新宿に着き解散。
家に帰って、色々と作業したり洗濯して、夕食を食べに行ったりした。


眠いのであったことだけ。
感想などはまたそのうち。

0 件のコメント:

コメントを投稿