2021/01/01

2021年の目標

例年のように目標を書こうと思ったが、あまり書くことが思いつかない。
目標という意味ではだいたいやりたいことリストで表現されているので、それを粛々とやっていくだけな気がしている。

それでも敢えて書くとすると、抽象的になってしまうが、仕事(社会的活動&金稼ぎ)と余暇をどういうバランスにしたいかということを考えてみたいと思う。
例えば100%余暇で特に生活に困っていない状態になれたとして、それが幸せかというとそうでもなく、絶対すぐに飽きるだろう。実際のところ、仕事はしないといけないものの、既に特段不自由のない生活はしているが、それはやはり退屈である。(贅沢な悩みだと思うが…)
人間にはある程度刺激やメリハリが必要で、一生遊んで暮らせるお金があって実際一生遊んで暮らす人はそんないないんじゃないかと思っている。そうして、結局金稼ぎではない社会的活動という意味での仕事を、人とのつながりやら社会参加感やら承認を求めてするのだろう。

では、余暇100%を目指しても意味がないとして、何%ぐらいが妥当なのか?
これは一概には言えず、余暇以外の時間の金稼ぎがどれくらいできるかに依ると思う。
当然だが、生活に最低限必要な額を週5日働いて確保できるのであれば、週5日働く必要がある一方で、生活に必要な額+3日分の余暇に使える額を週4日働いて得られるなら、週4日だけ働けば良いかもしれない。極端な話、一生遊んで暮らせるお金があれば、余暇を100%にする自由もある。
つまり、金稼ぎの生産性(とその累積の余裕資金)次第で、余暇をどれくらいに出来得るかが決まる。もちろん、収入が十分あっても、勤務先が週5日勤務しか認めていなければ、実際は週3勤務は取れない選択肢かもしれないが、その水準を維持したまま、週3勤務を認める仕事に移れるなら、その方が当人には良い可能性は十分あるだろう。

ただし、余暇を増やしすぎると、前述の通り飽きるので、金稼ぎ以外にも社会的活動をどれくらいするかという観点で、仕事の比率は考えないといけない。あまり実体験としては分からないが、ものすごく世の中の役に立つ仕事であれば、週1日働くだけでものすごく社会貢献感や承認を得られて、幸福ということもあるかもしれない。

さて、そんな観点から今の生活を考えてみるとどんな感じか。なお、今は週5勤務である。
まず社会的活動という意味では、一定人数と関わりながらお客さんもいて進めていくような仕事のため、世のためかは微妙だが人のためにはなっているような感じである。金稼ぎという意味でも稼ぎは現状では十分だと思う。
そのため、個人的には週3、4勤務ぐらいで収入がその比率になるならそれでも良いのだが、会社は週5勤務以外は現状認めていないので、それで週5勤務をしているような状況である。
ただ、だから転職してまで余暇を増やしたいかというと、そこまでは思っていない。なぜかというと、一つは稼げるうちに稼いでおいた方が良いことがある気がするからで、もう一つはまだ仕事に飽きていないからである。
一度辞めてしまうと、実際はどうであれ、戻りにくい感じがするので、効率よく稼げるのであればそれに越したことはなく、それが割と面白い仕事でできるなら幸いである。
これが今後、余暇を圧迫しすぎたり、単調な仕事になったり、十分稼いで週5で働くモチベーションが無くなったりした場合は話は変わってくるが、今のところは、より金稼ぎの能力を上げるのが良いかなあと思っている。

金稼ぎについては、一つの企業に勤務して収益を得る以外に、複数社で副業として働く、起業して上場を目指す、投資(投機)で稼ぐ、など色々ある。短期的にはこのような戦略をとって、将来の余暇を増やせるようにする考え方もあるだろう。
個人的に一番熱いと思っているのは、暗号資産に対する自動売買である。これは仕事の時間を特段増やさずに、ある程度の種銭があれば相当なアップサイドを狙えるので、もちろん運は必要だが、ことによると起業して仕事にフルコミットするよりも期待値もコスパも高いのではないかと思っている。(そもそも向き不向きの話もある。自分は少なくとも社長にはなれる気はしないので、週末の時間をPCの前でプログラミングしたり数値検証していることで狙えるチャンスがあるなら、かなり良い選択肢のように思える。なんなら本業でも似たようなことしてるし…)
ただ、社会貢献度はゼロなので、起業などと異なり、本当に純粋な金稼ぎの手段でしかない。自分としては、企業での仕事を週2~3ぐらいにして社会的活動はしつつも、それ以外の収入源となるぐらい運用成績が安定すれば、非常に満足度の高い生活な気がするので、そのような状況を目指していきたいところである。

まあ、そんなに上手くはいかないでしょうが、懲りずにちまちまとやっていきます。
そんな訳で、2021年は本業の傍ら、自動売買bot2号を育てていこうと思います。