2011/02/27

電磁波などについて今日知ったことメモ

ちょっとした事情で調べてたら色々分かったのでメモ。

電磁波は波長によって、電波、光、x線・Γ線などに分けられる。
光は赤外線、可視光線、紫外線に分かれる。
電波は種類がたくさんあって、一番光に近い(電波の中では波長が短い)のがマイクロ波で、波長がとても長いのが極超長波。

電磁波とは放射線の一種である。
電磁波のうち、充分な力を持たない物を非電離放射線といい、光と電波がだいたいそれ。
逆に、電磁波でも原子や分子に影響を及ぼすものを電離放射線といい、x線とγ線が当てはまる。
原子核からエネルギーを出すのがγ線で、原子核外からエネルギーを出すのがx線。

放射線には、電離放射線の他に、粒子線がある。
粒子線は、中性子線・陽子線・電子線などを指すときは、粒子の並進するビームの意味で使われる言葉だけど、α線・β線は粒子線だけどビームではないっぽい。
α線は透過能力が低く、紙1枚で遮断できるし空気中で数cmしか進まないが、狭い範囲に全エネルギーが集中する分、体内から被爆したりすると大変。
β線もα線ほどではないけれど透過しにくいので、体内に取り込まないように注意が必要。
γ線は大部分は影響を与えずにむしろ通過するらしい。
中性子線はやばい。

電磁波のうち、遺伝子に影響をあたえるため有害とはっきりしているのは、紫外線、x線、γ線。
現在、色々と議論があるのが、一部の電波についてであり、例えばマイクロ波を発生させる電子レンジや携帯電話、低周波を発生させる送電線などについて議論がある。
送電線に関しては、小児白血病への影響があると言われているが、WHOの公式見解では、因果関係が見て取れるほどの強い相関ではないとされ、それ以外の影響はさらに根拠が弱い、とされている。
なお心臓ペースメーカーに携帯電話が影響を与えるには10cmより近いぐらいにしないといけないそうです。

ただ、非電離放射線も人体への影響がないわけではないようです。
世の中には電磁波過敏症という原因不明の疾病もあるそうなので、まだ良く分かってない分野なんでしょうね。
まあ良く分かってないからこそ、気をつけるに越したことはないのかもしれないです。

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