2011/02/27

2011/2/26

9時起床(頑張った)。
電磁波について調べたりする。
父親と昼食をとり、なんか陰徳を積むことについて話したりした。
スーツケースの代わりを借り、壊れたほうを修理に出した。
初台のICCで10番目の感傷(点・線・面)を見てきた。
僕の拙い言葉では伝えきれないのですが、真っ暗な部屋の中で光源はミニチュアの電車に付けられた小さな電球一つ。電車が進みながら周囲に置かれたものを照らし壁に影を投げかけていく。
その影が何とも幻想的なんですね。
並べて置いてある洗濯バサミが送電線になったり、ひっくり返したザルの下を通るときに、部屋の中全体が影に覆われたり、影なのにやたら立体的だったり、隣の子供の「どうやったらこんなこと出来るの」と同じ感想を僕も抱きました。
ICCでは他にはジャグラーが印象的でした。
静止してる時はリンク先みたいな状態なのですが、高速回転して、それを計算されつくしたタイミングで強いストロボが断続的に照らすと、その場でジャグリングをする人がたくさん現れるという、不思議な代物でした。
ただちょっと目に悪そうでしたね。
その後、六本木まで移動し、森美術館で幽体の知覚を鑑賞。
最初にあった、歩行補助器具を付けて立っている小鹿の剥製がまず印象的でした。
あとは骨で作った彫刻(new born)とか、作者の血の混じったシャボン玉が白い壁に当たっては弾けて血痕を残していく様子、髪で編んだドレスだとか、色々な「やっちゃった」感あふれる作品群は嫌いじゃなかったです。
帰宅後、部活関係の雑用を色々こなす、というかPCは今もこなし続けていて、今日は電源切らずに寝ることになりそう。

今日は何となく、最低限以上に文化的な生活をおくれて良かったです。
TEDの方にも書きましたが、モチベーション3.0を読み始めました。
今のところとても面白いです。
単位という報酬が、自発的な勉強意欲を阻害してしまうため、結局学習成果は劣ってしまうのですね…
モチベーション2.0の世界では、単位がなければ勉強するはずがない、と思われてるし、僕もそうなんだろうな、って思ってたんですけど、もし仮に、大学というのが必修科目はおろか、1単位も取らずとも卒業できるような仕組みだったとしたら、自発的に、強制されるよりも多くの、学習を成し遂げていたということでしょうか。
だとすれば、少なくとも僕に抜本的な意識改革が必要だし、長期的には大学の授業制度も変わるほうが良いということになるんじゃないでしょうか。

ちょうど昼食時に、父と話していて、僕が「金銭的動機付けよりももっと高次なものを動機として職業を選ばないと、生き方にブレが生じる」というようなことを言うと、父は僕が金銭第一主義から脱却したことを喜んでいたようでした。
実際のところ、数年前まで僕は、拝金主義とまではいかなくとも、やたらと高給取りになって自分が幸せになれればとりあえず良いと思ってたのですが、良心に従って生きるとすれば、おそらく僕のような位置にいる人間は自分に出来る最大限の能力を使って社会かなにかに貢献していかないといけないのでしょうね。
それはまあいわゆるノブレス・オブリージュというやつですが、僕の高校時代の腐れ縁で当時からそんなことを言っていた奴がいて、まあ若干名声欲が強い感じの奴でしたが、それでもたいした奴だったのかもしれませんね。
まあ長くなりそうなので今日はやめにしますが、いつかまとめます。

明日は部活のOBの方々による就活セミナーが行われる。
分野はなんであれ、社会人の話を聞くのは面白い。
きっと僕らとは住んでる世界が違うからだろう。
ちなみに、上記の思考の延長で、僕の将来の選択肢に官僚が久しぶりに浮上してきました。
また明日の話を聞いて変わるかもしれないですけどね。

あ、あと地味に1000アクセス突破してて嬉しかったです。

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