2012/05/28

ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」



久しぶりにTEDを聞きました。英語字幕→日本語字幕→英語字幕

子供の可能性と学校教育の評価基準の弊害について。
現行の学校教育は大学教授を生み出すためにあるとしている。
昔は職業に役立つものが尊ばれていたが、今はアカデミックなインフレが起こっていて、各人がそれぞれの才能を開花させるような教育に切り替えるべきである、みたいな話。

僕の高校からは殆どの人が大学に行きましたが、それでも本当に学問が好きで大学に行って、大学でも自主的に頑張っている人はあまりいない。
数少ない彼らはある意味今の教育がマッチしているのだろうけど、僕なんかは学問には積極的とは言えず、もっと違う生き方はより合っていたのかもしれないです。
ただ幸いにも現行の教育制度でも何とかやってこれたというところでしょうか。

思うに研究者を目指すような性質の人間ではなくとも、受験という制度なら突破できるような性質があり、それが社会で有利とされるから大学にいる人は結構いる。
まあ何やらねじれた状況ですね、という印象。
学歴社会が用をなさなくなってきているというか。
大学に求められるような性質を持った人間は確かにある種の職業で有能なのかもしれないが、そういった職業はなくなってきていたり、受験を技術的に突破した別の性質の人間が大学にあふれている気がします。

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