2015/01/18

2015/1/17

7時頃起きる。

身支度をして電車でマンハイムを経由し、空港へ。
ここに来るのは何度目になるだろう。

フランクフルトからベオグラードに飛び、サラエボに向かった。
機内食(サンドイッチ)を二回も食べてしまった。
サラエボ行きはブラジル以来のプロペラ機で若干酔った。

空港から市内まではタクシーで移動。
15KM(約7.5ユーロ)で済んだ上、めっちゃ親切な人だった。

ホステルはビルの3階ぐらいにあり、建物間違えたかと思った。
清潔な感じで、フロントの人はボスがドイツ人らしく、ドイツ語も話せた。

荷物をロッカーに預け、街を歩く。
旧市街はそんなに広くなく、だいたいのものは観て回れた。
Gallery11/07/95というスレブレニツァ(とシリア紛争)の展示は重い内容だった。
悲しい気分になる。

一旦宿に戻って明日の予定を少し考え、夕食を食べに出かける。
その辺にあったボスニア料理屋風のところで、色々なグリルを頼んだら非常に美味しかった。
一方で、失業率が高く、国はとても貧しいというガイドに聞いた話を思い出し、この国の将来を少し憂うような気分にもなった。

それから宿に戻ると地球の歩き方を持っている人がいたので話しかけた。
2年ぐらい旅をしていて、特に日本と何かしら戦争等で関係があったところを回っているらしく、話していて勉強になった。
アウシュビッツが部分的に戦勝国側による印象付けではないか、といった話など印象的だった。
後は太平洋戦争に伴う諸々とか。
少なくとも近現代史をもう一度勉強しようという気分になった。

その後アイルランドから来た人と少しだけ話した。
コミュニティ開発の修士号を持っていて、場所を転々としながら働いているらしい。

展示を素直に受け止めれば、セルビア人はなんてひどいことをするんだ、となってしまうわけだが、残念ながら当然そんなに単純な問題ではないわけである。
別に特定の民族が悪いわけではなく、人間の集団心理とそれを利用する指導者、傍観者、NIMBYな人々などが重なり合っている。
そして古くからのいがみ合いや経済格差、エトセトラである。
それでも、いつかはそうした心理の相乗効果がプラスの方向に向くことを人類のために期待したいのだ。

明日は7時過ぎのバスでスレブレニツァに向かう。
まずバスターミナルまでどうにか移動しなければならない。
トラムがちょうどよく来てくれると楽だが、最悪2.5km走って行くことになる。
3時間ぐらいで着いて、しばらくポトチャリを見学し、16時過ぎのバスでまた戻ってくる予定。

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