2012/10/18

東京大学公共政策大学院 院試対策まとめ(国際法・行政法)

折角なので忘れないうちに書いておきます。
平成25年度のGraSPPの国際公共政策コースに受かりました。
京大公共政策も一次合格で辞退しました。
国際法と行政法以外の科目は知らないので悪しからず。

・成績など
僕は学部の成績は1~3のGPAだと1.8ぐらいの残念学生でした。
内部法学部生であることと単位数がやたら多かったことが評価されたのかは分からない。

・TOEFL
早めに試し受験のつもりで受けましょう。高いですが。
僕は3月末と6月中旬に受けました。3点しか上がらなかったけど。
81(21,19,17,24)→84(26,22,15,21)でした。(R,L,S,W)
成績表が紙で届くまで1ヶ月以上かかります。
なお間に合わなくても何とかなるらしい。
今年度の合格者平均点は85.7だそうです。
頑張りましょう。
ちなみに修士1年の後半で留学を希望する場合、申込締切は入学前年の11月初旬頃なので、留学希望者はそのつもりで点を上げておきましょう。
最低90、出来れば100はあった方が良いです。

・研究計画書
公共政策大学院は政策プロフェッショナルの養成を目的としている専門職大学院です。
一般的な院のように個別具体的な研究テーマよりも幅広い分野や実践への興味関心をアピールしたほうが良いという説もあります。
僕はそのように書きました。
なお面接前に一度突っ込みどころを総ざらいすると良いでしょう。

・国際法
一応もともと院を受けるつもりだったので公務員試験の時に論述の対策まで終わっていました。
今思い返せばよくあれで公務員試験に突っ込んだなというレベルではありましたが。
ある程度知っていた状態から、100時間勉強することを目標としました。
やった内容は、網羅的かつ中級レベルの教科書を探して読む。
過去問で出たポイントの箇所を教科書や参考書と照らしあわせて紙にまとめる。
判例集を読んでポイントだけ一行ずつでまとめる(これはあまり意味がなかったかも)。
他大学(北大・一橋・京大)の過去問を見て答案の構成を考え、同様に読みながらまとめる。
1,2年分だけは実際に答案を作成しました。
東大の過去問から10個ぐらい山を張ってまとめる。
まとめたものは適宜読み返す。
教科書のまとめてない部分を中心に読みなおす。
こんな感じでした。
あとは国際ニュースを無料のiPhoneアプリでたまに見たり、少しだけ時事問題の対策をしました。
使った教科書は、有斐閣の講義国際法です。

・行政法
だいたい国際法と同じです。
時事対策はやりようが無かったです。
使った教科書は、学陽書房の行政法要論です。

・面接
面接官がばらばらである以上、微妙な差を付けることは出来ないだろうから、きっと大方は筆記で決まるのだろうと思います。
僕の受けた面接は非常にオーソドックスなものでした。
志望動機、成績、英語の勉強法、留学の意思などに関して聞かれたぐらいで、和やかに終わりました。

そんなところです。
なお、京大の院試は、東大の一次が終わってから過去問の英語だけ全部読んだくらいで、専門科目に特別な対策は不要です。

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